郵政研究所月報
1998.2
郵便窓口の今後の展望
―インテリジェント窓口機器の開発―
技術開発研究センター 特別研究官 杉山 和雄
主任研究官 中島健一朗
研究官 山下 郁生
担当研究官 荒井 広
担当研究官 上釜 和人
はじめに
郵便事業にとって、窓口における顧客満足度の向上は郵便サービスの最も重要な課題の1つである。また、業務の効率化を考えるにあたっても窓口事務の効率化は大きな課題である。最近では窓口端末機も扱いやすく情報処理の自動化へも発展しているようであるが、まだ単独機の延長線上であり今後さらに機器の改善、業務の効率化を推進する余地が残っている。
そこで本研究では、顧客サービスの向上と業務の抜本的な効率化・高度化を共に図る郵便窓口の姿を策定し、新たな窓口機器を開発しその評価を行うことにより、新たなシステム化の提案を行うものである。
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