季刊 個人金融 2021年春号

発行年月　2021年5月

特集　新型コロナ禍がもたらす個人の経済活動の変容

2020年初から始まった新型コロナウイルスの感染拡大は、我が国ではいまだ収まる気配はなく、個人や企業を取り巻く環境は新型コロナ禍以前と比べて大きく変化し、我が国の経済・社会を長期的・構造的に変える可能性があります。
これまで働き方改革の一環として推進されていたものの、その導入があまり進んでいなかったテレワークが、新型コロナ禍を機に一気に普及し、働き方に変化が生じています。
また、感染防止の観点から、現金に触れることや接客をできるだけ避けるため、キャッシュレス化が加速しており、電子決済やインターネットバンキングなどが現金取引に代わろうとしています。
今号では、新型コロナ感染拡大がもたらす個人の経済活動の変容について、様々な観点から分析・考察しました。

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目次

特集

調査・研究

諸外国のリテール金融

アンケート調査

「第4回家計と貯蓄に関する調査」結果の概要

一般財団法人ゆうちょ財団 貯蓄経済研究部 総括研究員 　鈴木　雅一

ニュース解説

全国銀行協会「金融取引の代理等に関する考え方等」

一般財団法人ゆうちょ財団 貯蓄経済研究部長 　山本　一吉

書評

橋本 健二 著『アンダークラス2030　置き去りにされる「氷河期世代」』

東京大学社会科学研究所教授　玄田　有史

岩坂 健志・唐木 宏一 著『金融機能による社会的課題の解決 －人を幸せにするお金のあり方』

明治大学経営学部教授　小関　隆志

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