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山口県における地域金融機関の店舗立地の検証

 

下関市立大学 経済学部 教授

森 祐司

要旨



山口県における地域金融機関の店舗立地を市区町村別にみた特徴について概観し、地域金融機関の業態別にみた店舗配置に影響する要因について検証した。その結果、先行研究と同様に地域銀行や信用金庫等はある程度、収益性を重視した立地をしていること、郵便局は郡部に多く公共性にも配慮した立地となっていることがわかった。金融機関と郵便局との競合関係については確認できなかった。今後の課題としては、市区町村単位という本研究の分析手法では、平成の大合併という問題もあることや、コンビニATMや店舗外ATMの存在、ローンセンターなどの機能型店舗の増加など店舗の質的変化を視野に入れた研究などがあげられた。